月刊トピック
医院からのお知らせ&デンタルコラム
医院からのお知らせ及び、院長発信のデンタルコラムです。
過去にもたくさんの情報を掲載しておりますので、お時間がございましたら、お読みください。
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「歯の将来は乳歯ケアにかかっている?乳歯のフッ素ケア 」
歯にとって、歯みがきが大切なことは誰だってよく分かっています。
でも、生えたばかりの小さな小さな乳歯をみがく必要があるの ? と思ってしまうママやパパも多いはずです。
「歯みがきはいつから ?」「どうして虫歯になるの ?」「よく聞くフッ素って何 ?」といった疑問を解消してきましょう。
歯みがきはいつからする?
まずは乳歯の成長過程と歯みがきの開始時期について。
歯が生え始めるのは、早い子で生後 6カ月頃、平均で 7~ 8カ月頃で、下の前歯から生えてきます。
この歯が生え始めた頃が、歯みがきの開始時期の目安です。
ただ、まだ虫歯になりやすい時期ではないので、この頃はお母さんも赤ちゃんも練習のつもりで少しずつ慣らしていきましょう。
1歳頃になると歯も生えそろい始め、本格的な歯みがきが必要な時期になる。
この頃に初めての歯科検診に行ってみるのも良いでしょう。
1歳半を過ぎると、虫歯になりやすい奥歯が生えてきます。
また離乳食が終わり、いろいろな物を食べられるようになる時期のため、虫歯菌がつきやすくなる時期になります。
この頃に余裕を持ってきちんと歯みがきができるよう、早いうちから練習しておくことが大切です。
3歳には奥歯も生えそろっていることが分かります。
奥歯はとくに虫歯になりやすく、大人と同じ物が食べられるようになる 3歳頃には歯並びが完成し、奥歯に食べ物がつまりやすくなります。
歯ブラシで頑張ってみがいても、歯の間の汚れはなかなか取れません。
これが 4~ 5歳くらいになると虫歯になってしまいます。
この頃から、 1日 1回でいいのでフロスをしましょう。
歯の役割は、食べ物を咀嚼する以外にも、発音を助けたりアゴの発達を促したりと多岐にわたります。
3歳くらいまでに虫歯のなりやすさが決まると言われています。
子どもたちに健康な歯をプレゼントするためにも、早め早めのケアが大切になります。
なぜ虫歯になるの?
次は虫歯になるまでのメカニズムについて。
歯の表面を覆うエナメル質は、人間の身体の中で一番硬い成分です。
プラーク (歯垢 )が歯の表面に付着し、このエナメル質を溶かすのが虫歯のはじまりです。
まずは歯の仕組み。
表面を覆うエナメル質は身体の中で一番硬い部分です。
細菌は歯に付着すると、徐々に集まってバイオフィルムという酸性の構造物を形成する。イメージとしては、下水管の表面のぬめぬめのようなものです。
このバイオフィルムは、バリアを張りながらどんどん増殖して口内に虫歯菌を広げていきます。
こう聞くと恐ろしく感じるが、実はこのバイオフィルムは物理的な攻撃に弱いです。
つまり、歯ブラシでこすると簡単に破壊できます。
毎日の歯みがきがいかに大切かがよく分かりますね。
歯を溶かす恐ろしいバイオフィルムは実は物理攻撃に弱い一方、破壊されずに残ったバイオフィルムは 3日ほどで成熟し、食事中の炭水化物などを栄養にしながら酸化し、歯の表面を溶かしていきます。
これを脱灰 (だっかい )と言います。
この脱灰は口の中でしょっちゅう起こっています。
でも私たちの歯が溶けてなくならないのは、唾液が溶けた成分をもとに戻してくれているからです。
これを再石灰化と言います。
唾液というのは自然治癒力を持つ、まさに黄金の液体なんです。
脱灰で溶けだした成分をもとに戻すのが再石灰化。
ここで重要なのが唾液です。
歯はつねにこの脱灰と再石灰化が繰り返しています、再石灰化よりも脱灰が上回ってしまうと、虫歯を発症してしまうことになります。
フッ素の役割って?
では、歯みがき粉の CMなどでよく聞く「フッ素」は、歯のケアにどういった役割を果たすのでしょうか。
フッ素は緑茶やめざし、海水中など身近にも存在しており、決して恐いものではありません。
量を適切に守れば、歯の健康にとても役立つものです。
フッ素には、ほかの物質とくっつきやすい性質があります。
そのため、フッ素 (フッ化物 )は口の中で歯の成分とくっついてさまざまな作用をもたらします。
フッ素の口の中でのはたらきとしては、歯を早く成熟させて強くする、溶けにくい歯をつくる、歯の成分が溶け出す (脱灰 )のを防ぐ、溶けた歯を治す (再石灰化の促進 )、虫歯菌の活動 (酸の生成 )を抑制するなど、多岐にわたります。
この中でもとくに注目したいのが、脱灰の抑制と再石灰化の促進です。
フッ素はバイオフィルムによって歯から溶け出した成分とくっついて、より早く歯の中に戻してくれます。
分かりやすく言うと、フッ素は歯が溶けて虫歯になるのを防ぎ、歯を強くするのを助けるということになります。
フッ素は歯の周りにほんの少しだけあればよく、そして歯の表面にいつもフッ素をおいておくことが大切です。
フッ素の摂取量としては、市販のフッ素配合の子ども用歯みがき粉を 1日 2~ 3回、そして 3カ月~ 1年に 1回、歯科医院で高濃度のフッ素を塗布すると良いです。
乳歯が生え始めた早期から、低濃度のフッ素を毎日のケアに取り入れることで健康な歯を保つことができます。
「フッ素とは? 」
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年明けの最初のトピックスは 「フッ素」についてです。
水道水に“フッ素”が含まれていて体に悪いってニュースで見たけど、歯医者で使うフッ素も同じなの?
近年、このようなご質問を患者様からいただくことが増えました。
特に、一部のメディアで報じられている「水道水中の有機フッ素化合物( PFAS)」に関するニュースをご覧になり、歯科で使うフッ素についても不安を感じていらっしゃる方もいるかもしれません。
しかし、ご安心ください。
歯の健康を守るために歯科で用いるフッ素と、ニュースで話題になっている有機フッ素化合物( PFAS)は、全くの別物であり、その安全性と役割も大きく異なります。
① 歯を守る:虫歯予防の頼れる味方
まず、歯科で虫歯予防のために使用するフッ素についてですが、これは正式には「フッ化物」と呼ばれる化合物の一種です。
フッ化物は、実は自然界に広く存在するミネラルであり、土壌や水、海産物、お茶など、普段の食事の中にも微量に含まれています。
このフッ化物には、虫歯予防に非常に効果的な以下の 3つの働きがあります。
〇歯質の強化(再石灰化の促進):歯の表面のエナメル質に取り込まれ、歯を酸に溶けにくい強い性質に変えます。
また、初期の虫歯で溶けかかったエナメル質を修復する「再石灰化」を促進する働きもあります。
これにより、虫歯菌が出す酸から歯を守り、虫歯の発生・進行を防ぎます。
〇虫歯菌の活動抑制:虫歯菌の働きを弱め、虫歯の原因となる酸の産生を抑えます。
〇抗菌作用:口腔内の細菌に対して、直接的な抗菌作用を発揮することも報告されています。
これらの効果は、世界保健機関( WHO)をはじめ、世界中の多くの歯科専門機関によって認められており、フッ化物は虫歯予防の国際的な標準として広く推奨されています。
②「安全なフッ素」と「懸念される有機フッ素化合物()」は別物
PFAS
多くの患者様が混同されがちな「フッ素」と、ニュースなどで取り上げられる「有害なフッ素」の違いについて、結論から申し上げると、歯科で使う「フッ素(フッ化物)」と、水道水中に含まれる可能性が指摘されている「 PFAS(ピーファス)」は、化学構造も性質も全く異なる別の物質となります。
歯を守る「フッ素(フッ化物)」とは
歯科で使うフッ素(フッ化物)は、フッ素イオン単体、または無機化合物として存在します。
例えば、歯磨き粉に含まれるフッ化ナトリウムやモノフルオロリン酸ナトリウム、歯科医院で塗布するフッ化ジアミン銀などがこれにあたります。
これらは、歯の表面に作用することで、上記の虫歯予防効果を発揮します。
体内に取り込まれる量はごく微量であり、適切な濃度と使用量であれば、その安全性は確立されています。
フッ化物が高濃度で大量に摂取された場合にフッ素症などの影響が出る可能性はありますが、これはあくまで「過剰摂取」の場合であり、通常の歯科診療や市販の歯磨き粉の使用量とは異なります。
ニュースで話題の「有機フッ素化合物(PFAS)」とは
一方、ニュースで「水道水からフッ素が検出された」「有機フッ素化合物が有害」などと報じられているのは、主に PFAS(ピーファス)と呼ばれる有機フッ素化合物の一群です。
PFASは、水をはじく、熱に強い、油をはじくといった特性を持つため、泡消火剤、撥水加工された衣類、焦げ付きにくいフライパン(テフロン加工)、食品包装紙など、様々な製品に用いられてきました。
この PFASの中には、特に **PFOA(ピーフォア)や PFOS(ピーフォス) **といった物質が含まれており、これらが問題視されています。
PFASの問題点
「永遠の化学物質」と呼ばれる分解されにくさ: 自然界でほとんど分解されないため、環境中に長く残留し、「永遠の化学物質」とも呼ばれます。
○生体蓄積性: 環境中に存在する PFAS
が食物連鎖などを通じて人や動物の体内に入り込み、蓄積しやすい性質を持っています。
○健康への懸念: 動物実験や疫学調査の結果から、高濃度で体内に蓄積した場合に、発がん性、免疫機能への影響、子どもの発育への影響、コレステロール値の上昇などが指摘されており、現在、各国で規制の動きが進んでいます。
③ 正しい知識で歯と健康を守りましょう
歯を守るためのフッ素(フッ化物)は、私たちの身近な食品にも含まれるミネラルであり、適切な使用量であれば非常に安全で有効な虫歯予防の手段です。
一方で、ニュースで話題になっている「有機フッ素化合物( PFAS)」は、その化学構造、用途、健康への懸念が全く異なる物質です。
これらの情報を混同することなく、正しい知識を持っていただくことが、安心して歯の健康を守る第一歩となります。
もし、フッ素に関してご不安な点やご質問がありましたら、どうぞお気軽に当院にご相談ください。
皆様の歯の健康と、それを通じて全身の健康を末永く守るお手伝いをいたします。
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